武井壮にみる、本気の生き方
こんにちは、ココチです。
アスリートの腹筋♡
私は美しいシックスパックを眺めるのも好きですけど、大相撲観戦も大好き。場所中は夫とビールを飲みながら、テレビで俊敏な動きをする力士をみるのが至福の時間です。
5月場所の取り組みの解説席に、タレントの武井壮さんが座っていました。お隣は解説者の北の富士さん。北の富士さんは、第52代横綱の元大相撲力士。ダンディーでかっこいい♡けれど、毒舌だったり、おとぼけだったりで、見た目とは裏腹なコメントが人気の方です。
北の富士さんというと、高安関が大関を目指していた大事な場所中、高安を「浦安」と言い間違え、私はテレビの前でひっくり返りました(笑)注目の力士の名前を間違えるだなんて・・・しかも浦安!お茶目すぎ(^^)
で、その北の富士さんがうなるほど、見事な解説ぶりを披露した武井壮さん。
以前からブレのなさそうな人、という印象があり結構好きなタイプでした。
武井さんはご自身の番組で、その道の一流の方とご一緒になることが多いので、失礼に当たらないようにしっかりと勉強をして収録に当たるそう。
力士との番組もあったので、相撲にかなり詳しいみたいです。力士と番組にけっこう出ていたそうで、なんとあの横綱、白鵬と番組内で相撲をとったとか!これには北の富士さんも慄いていました。
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まわしを取る位置が一センチでもずれると勝負が変わってくる、とか、腰を使ってなげる、とか、たしかこんなようなことをおしゃっていたような。。←うろ覚えです。そういうことを、力士から教わり、覚えているところがスゴイ!
しかもこれは陸上にも共通すること、と自分のアスリート分野にも応用しているんですって!
武井壮さんは、陸上の10種競技の元日本王者。
10種競技とは
十種競技(じっしゅきょうぎ)とは、二日間で合計十種の競技を行い、その記録を得点に換算し、合計得点で競う陸上競技である。
一日目:100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
二日目:110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
走・投・跳すべてが求められる、まさにキング・オブ・アスリート
2020年に開催される東京オリンピックの十種競技で、メダル候補である右代啓祐(うしろけいすけ)さんの恩師は武井さんだそうです。指導者としても優秀な方なのですね。
このほかにも スポーツゴルフ特待生のテストに合格し、プロゴルファーをめざしアメリカに留学をして、ベストスコア69とプロ並みの腕前になったとか。
2018年、スペインで開催された世界マスターズ陸上競技選手権大会で、日本チームが金メダルを獲得。第1走者が武井さんでした。とか、とにかく凄すぎ。
そんな武井さんは、下半身不随の大けがに見舞われたことがあるそうです。その時医師からは「一生歩けません」と宣告されました。
そんなこと言われたら、私だったらもう目の前が真っ暗ですよ。けれど武井さんは違います。
彼は
「ストレスで胃潰瘍になるくらいだから、逆も絶対いける」
そう思った、と後に語りました。
医師からの宣告を受けたあと、彼は骨の図鑑をみて骨の構造を分析し、自分の骨がきれいに繋がるところをイメージし続けました。
すると、たった一ヵ月で本当に治ってしまい、しかも、その翌年に10種競技の日本チャンピオンになってしまいました!
脳科学者の茂木健一郎さんは、武井さんのエピソードを聞いて「脳には自己治癒能力がある、本気で信じることが大切」と語りました。イメージの力は無限大、といったところでしょうか。
私はこの話を友人から聞いたとき、鳥肌が立ちました。私の頭は、解離性動脈瘤といって動脈が裂けている部分と、その下に動脈瘤ができているところがあるのですけど、きれいな頭の血管のレントゲンをみて、イメージするようにしています。
骨が動くくらいですから、血管はもっと簡単に動きますよね、うん!
でもね、これって病気やケガを治すだけでなく、叶えたいことも本気でイメージすれば叶うってことですよね。悪いところを治すより、はるかに簡単なのではないでしょうか。
武井壮さんは相撲の解説の時に、毎日体の鍛錬に一時間、新しいことの勉強にあてる時間を一時間、あともうひとつ何かに(忘れてしまいました^^;)一時間あてていると話していました。なんてストイックなのでしょう!だから話題も豊富で、かつ深みがあるのですね。口調も丁寧で、失礼のないようにという心配りに、ますます好感度があがりました。
次はどのような記録を打ち出してこられるのか。楽しみです!
武井壮さんの生き方を見ていると、もう年齢もケガも病気も言い訳にはできませぬ。楽しくがんばろう♪
ではでは、またね。
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