解離性動脈瘤のその後のおはなし
ココチです。更新が一か月空いてしまいました。
昨日退院してきました~
っていきなりですね(^^;
椎骨動脈解離になった記事を連載していましたが(途中でやめてしまいましたけど)椎骨動脈解離だけでなく、もっと深刻だったのが動脈瘤。これが破裂すると3分の1の人が死ぬそうです。
動脈解離とは、動脈が裂けてしまった状態のこと。
では、どうして血管が裂けたのでしょうか?
私の場合、前回の入院でたくさんの検査を受けて出た結論。
血管年齢が老人だった
(=゚ω゚)ノおいっ
前回の担当のブカブカマスクのN先生いわく、サラダ油が本当にヤバイらしいです。サラダ油は動脈を硬くしてしまうんだって!
「サラダ」とつくと、いかにも体に良さそうな印象を受けますけど、あれは本当にやめましょう!という指導を受けまして、それから家のサラダ油を廃棄して、オリーブオイルとごま油だけを使うことにしました。ちなみに流行っていたココナツ油もバツ(最悪らしい・・・)
あと、高血圧。
入院中の血圧が150台でした。これが元々なのか、はたまた具合が悪いから高くなったのかは分からなかったのですが「高血圧症」という診断を受け、血圧を下げるお薬と、血液をサラサラにするお薬を処方されています。
でね、女性の塩分摂取量の目安は一日6g。
これを徹底しましょう!
というのが前回の退院指導でした。
塩分なんて気にしたことなかったんです。でもそれからは買い物をするとき、いちいち商品をひっくり返して表示を確認して、塩分チェックをするようになりました。
するとね、今まで買っていたもの
やばいよ
それひとつで一日の塩分摂取量を超えてしまうものがたくさんあったのです!
そうか・・・
「おいしい」と感じるものは味が濃いんだ。
味を濃くするために塩分が活躍していたんだ。
そこから減塩まっしぐら
がんばったよ、私。
当然、家族の食生活も変わったわけで、夫は血圧150台だったのだけど、最近は120台まで下がってきました。ちなみに私は血圧を下げる薬を飲んでいるから90~120台です。
昆布が効いていたと思います。毎晩昆布そのものを食べていました。
食べ物に関してなど、今後詳しく書いていきますね。
話しが前後しますけど、今回の入院は経過をみるためにまた、あの痛~い検査を受けるためのものでした。
あの検査とは、右の手首の動脈から首までカテーテルをいれて、脳に造影剤を入れて撮影するというもの。
まさか2回もやることになるとは、泣
もうね、前回はあれよあれよという間に入院して、一日中検査して、手術室連れていかれて頭から全身固定され、もう「助けて~~!!!!」と絶叫しているシチュエーションだったので(いや、助けるためにみなさん頑張ってくださっていたのだけどね(^^;)
今回は落ち着いて「ありがたいな。私のために素晴らしい設備と最高のスタッフがスタンバイしてくださっている。どうぞよろしくお願いいたします。」
と、感謝の気持ちで過ごすことができたからか、ほとんど苦痛を感じることがありませんでした。
あのね、前回退院するときに今回の入院の予約をしていったのに、大部屋が空いていなくて、なんと無料で個室に2泊することができたのです。
もともと何年か前に建て替えた病院で、屋上にヘリポートもあってホテルのような立派な病院なんですけど、そこの個室はやはりホテルのような設備でした。
お風呂は入れないと思っていたのにシャワーもついていて、検査の前日はシャンプーも石鹸もナースコールしていただければ届けますので。と言っていただけたの。ルームサービスみたいで恐縮してしまいましたが、ありがたく使わせていただきました。
個室だから消灯時間も自由にどうぞ。と言われ、観たかった映画やドラマをたくさん観て、ゲームをして、併設されているコンビニで買ってきた本を読み、なんだかホテルライフを満喫しているみたいじゃない♡
点滴やら止血のためにに巻かれているバンドは身体にありますけどね(^^;
気になる結果は
裂けていた左右の動脈の左は回復
右はなんだか形がうねうねしている(それがどういうことなのかは、結局よくわからなかった・・・)
動脈瘤の形が丸く変わっているけれど、大きさは5ミリと変わらず。
手術する目安は5ミリと言われているけれど、動脈解離が原因の動脈瘤の場合は、頭痛などの症状からの直後が危ない(瘤が破れて命の危険があるということね)が、数か月経つとその危険性は下がる。
なにぶん、動脈解離が原因の動脈瘤の経過のデータが少ないので、なんとも言えない、というのが正直なところ。
ただ、手術となると、瘤にコイルを詰める方法か、開頭手術をするかで、どちらも非常に危険を伴う。コイルを詰めている途中に、もともと弱っている血管だから刺激で破れてしまうかもしれないし、開頭手術となると結構頭がい骨を開き、まわりの血管や神経を傷つけるリスクがある。
ということで
手術はしません(; ・`д・´)
ということにいたしました。
これまで通り、通院と食事で管理していきます。
データが少ないということなので、貴重な経験を活かそうと思い、どういう食事をしているかなどを、こちらでアップしていこうと思います。
一年後には治っているといいな。
今回はカテーテルを入れて右手の親指が痺れてしまい、感覚がなくなってしまいました。でも治る方が多いそうなので治ると信じます!
これがご飯なんですよ。少なすぎてすぐにお腹が空く、泣
退院祝いにガーベラを買って帰りました
ここまでお読みいただきましてありがとうございました♡
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